肥満の学生は卒業できない? 米大学

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2009年12月14日 11:59

肥満の学生は卒業できない? 米大学の方針に賛否両論

大学卒業の条件は、学業成績と体格指数(BMI)――。肥満が社会問題となっている米国で、ペンシルベニア州のリンカーン大が設定した新たな規定が議論を呼んでいる。

問題の規定は、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったBMIの数値が30を上回り、さらに腹囲の計測結果などから肥満と判定された学生に対し、週3回エアロビクスなどを中心としたフィットネスの授業を取ることを義務付ける内容。これを修了しなければ、卒業が認められないという。規定が設けられたのは2006年だが、当時入学した学生らが最終学年に入り、来春卒業の時期を迎えることから、問題が表面化した。

同大の保健体育部門を統括するジェームズ・ディボイ氏によれば、該当する学生620人の中には、BMIの数値が30未満におさまっているケースや、30を超えていてもすでにフィットネスの授業を修了したケースが多い。まだ検査を受けていないのは80人で、年明け以降に約12―15人がフィットネスの受講を義務付けられる見通しだという。

ティアナ・ローソンさん(21)もその1人。最近になってBMI検査を受け、自分に受講義務があることを知ったローソンさんは、同大の学生新聞に抗議の論説を書いた。

【記事全文を読む-CNNニュースより 】



肥満大国という一方で肥満の人に非常に厳しいのも有名ですね。仕事も失ったりするみたいだし。ただ大学で卒業できないというのは驚きですね。生徒の将来を思ってのこととのことですが・・・
学業をしっかり頑張っていてもダメだなんて。でもプログラムがきちんと組まれているのはさすがアメリカですね。日本でもこういうプログラム制度は学生の任意加入を前提なら導入してもいいと思います。

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